当学会が加盟する日本臨床医学情報系連合学会の紹介です。
設立趣旨=臨床医学情報とは! 現在、「臨床医学情報」という学問分野は体系化されていません。「医療情報」というは、学問体系を目指して、日本医療情報学会が活発に活動を展開しています。 臨床医学情報は「狭義の臨床医学情報」と「広義の臨床医学情報」とがあると考えます。「狭義の臨床医学情報」は、純粋な臨床における医学情報ですが、「広義の臨床医学情報」は狭義のそれに隣接諸科学を含んだ範疇と考えます。「広義の臨床医学情報」は、医療情報の一分野であると考えますが、当連合学会は、社会科学系(経営系)学会の参加を得たところに独自性があると考えます。従って、当連合会の研究対象とする臨床医学情報は広義の臨床医学情報と一応に考えることができると思います。 臨床医学情報は、自然科学、社会科学の学際を超え且つ広範囲に及ぶために体系化は難しい分野です。しかし、体系化することは領域の漏れを少なくし整理する上でなくてはならない作業だと考えます。学問は、過去と現在の情報収集と分析、そして未来の予測とにより、更にそれらを体系化するところに目的があります。当連合学会は、医療系及び経営系の学際を超えた学術団体、研究機関を結集し、医学の発展と医学の効率、有効化のために貢献したいと考えます。 具体的研究領域の一例を下記に列挙します。
臨床医学情報の研究対象例) 患者情報管理、世界医療情報、最先端医学情報、医療機器システム、AI・IoT応用医療、医療用コンピュター、臨床疫学情報分析、医療学術情報、リスク管理、医療経営、病院経営分析、病院会計等の「情報等」が研究対象です。
令和元年7月18日
日本臨床医学情報系連合学会 発起人会 一同