当学会は、日本高齢社会総合研究学会に加盟しています。
我が国は、人類が経験をしたことがない超高齢社会に突入しつつあります。従来の価値観や対応、政策、制度等で国民生活が対応できるのかリスクに満ち溢れています。
学問も実業界もどの分野をとって見ても専門化が進み社会も個人も物事を総合的に考え対処するノウハウがなく、行政ですら縦割り行政の弊害が叫ばれてきたが改善の兆しは見えないのです。このような我が国の状況にあって超高齢社会に対応できるのか疑問と不安が残ります。
幾つかの大学においての高齢社会総合研究は、行われているがまだ少ない現状である。目の前に迫る超高齢社会に対応する姿勢は、政治、行政、学会、実業家等も眠りから覚めていないようにおもえるのです。
高齢社会総合研究は、自然科学、社会科学等の学問の分野を超えた総合研究なのです。迫りくる超高齢社会に対応するために今ここで高齢社会総合研究を研究者のみではなく実業家等もこぞって参加し、人間の知恵を絞って対応しなければならないでしょう。
そのために日本高齢社会総合研究学会が設立されました。